【雑学】フランスよりも約300年歴史が古い中国ワイン

河北省古物専門家は中山靖王の古墳を整理中発見
1969年河北満城中山靖王古墳から出土した古物の中に二種類の漢の時代ワインが発見されました。酒体(ワイン)は、透明で、果実の香りはより濃く、変質していませんでした。
これらのワインは醸造されてから2300年超えているとみられています。


フランスよりも約300年歴史が古い中国ワイン
1 古代史

中国に於ける歴史に記載されている資料によると、中国では前漢(紀元前206~紀元後8年)の時代、既にブドウの栽培とワインの醸造の記述が多数あります。また、シルクロードで出土した資料や食器等に多くワイン関係の発掘品あります。

故に中国ワインの歴史は現在ワインの王国と言われているフランスよりも300年ほど古い歴史があると思われます。

中国ワインの源

 紀元前138年、中国の歴史上有名な外交家である張騫は漢の武帝の旨を奉じて長安から西域(西アジア、ヨッロ-バン地方)に使節として十年間渡航しました。その途中で張騫は西アジアに原始のワインを見つました。中国に戻る時、葡萄の種と共にワインの醸造技術を持ち帰りました。

そして、漢の武帝が飲んだところ美味く、体にも良いので、漢の武帝はワインを造る旨を出しました。そして最適な場所として選ばれたシルクロードに葡萄を植え、ワインを造が始まりました。そこで造れたワインは、皇帝に奉じる御品になりました。

その地域は、ワイン醸造が主な農作業になり、盛んになりました。(「中国歴史Ⅰ」、歴史編集室)
また、中国の有名な歴史家司馬遷の著書『史記』には中国の初めてのワインに関する文章が記載されています。

ワインの隆盛

前漢から後漢にかけて、ワインは皇帝や貴族の独享なものであった。特に唐(581~907年)の時代と元(1271~1368年)の時代には、ワインの醸造は農産物としてトップに達しております。当時、全国に葡萄園があり、ワイン工場も数百ありました。

ワインの衰退

歴史上最も盛んでいた唯一の国際文明友好往来の交流地、並びに商人の経済流通路であるシルクロード地帯は、世界史上でも最も戦争多い地域でした。戦乱で、住民は、生活できず、商人は、商いできず、倒産したり、移転したり、農民は、農地を捨てて逃げてしまった。その後、農民がいなくなった農地は、荒れほうだいとなり、砂漠化してしまった。

中国のワイン醸造は、明(1636)の時代まで盛んであった。清(1638~1912年)の時代の半ばごろから世界の戦争に巻き込まれ、ワインの醸造なども少なくなった。さらに、清の時代の後半は国家の弱体化のため、中国経済の荒廃が起こり、特にワインを醸造する工場、メーカーへの多大な影響があった。ワインの醸造は全く消えてしまった。

2 近代史

近代のワイン

1892年山東省に張裕葡萄酒工場が造られた。
張裕ワイン工場は南洋、西洋に留学し、また、中国のお茶を販売し、アジアでは一番の大富豪になった張弼士先生がフランスから五年間百種類の葡萄の木を輸入して山東省に植えてワインの醸造は再び始められた。

ついで7社のワイン工場ができた。中国国内の投資2社、外国人投資したのは5社であった。
日本の商人(名前は調査中)は東北の通化に投資、工場を造った(日本敗戦後中国政府に譲渡し、政府は引きついだ)。

但し、五十年に渡って、戦争多かったゆえ、作ったり、休んだりして、一年の総産量は115トンしかなかった。

3 新時代ワイン

中華人民共和国成立後

1949年中華人民共和国成立後、我が国のワイン業は再び重視された。
1954年から、中国経済建設項目としては七つのワイン工場が計画され、投資され、起動した。
1970年代以降、全国にワイン工場は100箇所を超えた。
ワインの年産量は1949年までの115トンに対して、1978年には6.4万トンに達した。
同時に中国西部、主に甘粛省シルクロード(沙漠、干ばつ地区)中国ワインの発祥地に大金を投資して、アジアの最大葡萄荘園を構築した。

新時代と国産ワインの基準

1981年ワイン年総産量は10万トンを超え、
1985年には23.30万トンに達し、
1988年30.85万トンの最高記録であった。
総産量が増えた上、醸造技術が改良でき、1983年には中国産ドライ白ワインは国際ワインコンテストで銀メダルを護得できた。

同時にワイン生産醸造作成技術の研究した結果、ワインの作成基準はワイン協会分野のGB/921-84及び国家標準GB/T15037-94として定められた。そのため、全面的に一層に品質レベルが進んだ。

新時代のワインの動向

1990年代、ワインが人気になり、ワインメーカーは1985年の240から500を超えた。葡萄園は約0.7万ヘクタールから56.28万ヘクタールに達した。ブドウの年産量は501.9万トンとなった。
現在、アジア最大葡萄園は甘粛省河西地区(中国ワインの発祥地、北京より西の方敦煌の近く、砂漠地帯)にある約3万ヘクタールのシルクロード葡萄園である。

4 中国ワインの現状

近年の中国の葡萄栽栽培面積と産量は、拡大しております。

中国農業部統計資料(2002年)によると、
全国葡萄の栽培面積は392.4千ヘクタール、
年産量は448万トン、
栽培面積は世界第六位になり、
年産量は世界第五位に達している。
中国の葡萄栽培は、世界でも一定の地位を占めるに至っている。

FAO(2002年)のデータによると
中国の葡萄酒年産量108万トン。
ただし、葡萄酒業界では発表したデータでは35万トン位。
中国醸造酒協会が最近発表したデータ僅か28.81万トンであった。

また、国家統計局の「国有企業と消費収入が500万元以上の非国有企業」統計データによると、
消費収入50.76億元(約7億ドル、700億円位)。
総利益は5.62億元(7千万ドル、70億円)。
2000年同期の19%上回った。
2001年同期より24.18%増加。
2002年全国ワイン総生産量は2001年より5.38%増加、納税は6.2億元(8億ドル、800億円)。前年より12.78%増加している。