【雑学】ドッグフードに使われている代表的な保存料 

ドッグフードに使われている代表的な保存料  -Preservatives

BHA(Butylated Hydroxyanisole)- ブチルヒドロキシアニソール  合成保存料

BHT( Butylated hydorxytoluene)- ブチルヒドロキシトルエン  合成保存料
Ethoxyquin - エトキシキン  合成保存料
Mixed Tocopherols(Vitamins C and E)- ミックス トコフェロール 天然保存料
Sodium Nitrite- 亜硝酸ナトリウム 合成保存料
Propyl Gallate – 合成保存料
Propylen Glycol – プロピレングリコール 合成保存料
Citric Acid - クエン酸

BHA(Butylated Hydroxyanisole) ブチルヒドロキシアニソール

BHT,Ethoxyquinと並んでペットフードによく使用される合成保存料。
いくつかの実験では、BHAの摂取により胃ガン、膀胱ガンや胃の扁平上皮細胞に悪性腫瘍を引き起こすことが報告されている。このタイプのガンは他のガンに比べ、進行も早く、最も致死率が高い。 ヨーロッパでは、BHAの使用は禁止されている。 その他、催奇形性もあることが知られている。

BHT(Butylated Hydroxytoluene) ブチルヒドロキシトルエン

これも、代表的な合成保存料のひとつ。BHAと同じく、BHT摂取により、膀胱ガンを引き起こすことが報告されている。その他では、肝臓や腎臓の機能障害などがある。発ガンプロモーター(発ガンには至らないが遺伝子に傷を持った細胞を増殖させる作用がある物質)として、甲状腺ガンとの関連性も問われている。

Ethoxyquin エトキシキン

EQなどもこの物質の俗称。発ガン性があり、肝臓ガン,胃潰瘍、膀胱ガンなどを発生させる。もともとはゴムの安定剤として開発された。用途としては殺虫剤、除草剤、防カビ剤がなどに使用される。

米国農務省では、Ethoxyquinを薬品の分類上は殺虫剤として登録、管理するよう指定している。 しかし、信頼性の高い実験データの不足を理由に、体に害を及ぼすことがわかっているにもかかわらず禁止には至っていない。保存料としての効果が優れている上、コストが低いことも、その理由のひとつ。

Propylen Glycol プロピレングリコール

不凍剤とも関係が深い。以前、半生キャットフードの保存料として使用されていたが、赤血球破壊などの害(ヘモグロビンの酸化障害でみられるハインツ小体の形成が報告された)がある。

Sodium Nitrite 亜硝酸ナトリウム

赤色着色料としても使われる。 保存料として使用された場合、ニトロソアミンと呼ばれる強力な発ガン性物質を生ずる。

Mixed Tocopherols(Vitamins C and E) ミックス トコフェロール

自然保存料。酸化防止剤としての働きがある。脂肪酸、ビタミン類の酸化を防止する。合成保存料の発ガン性が明らかになるにつれ、Tocopherolsがドッグフードの保存料として多く使われるようになってきている。 しかし、その効力の寿命は合成保存料と比較するとかなり短い。

ドッグフードを開封後は、特にその効力が低下する。 某ペットフードメーカーの情報によると、保存料としての効果はビタミンCで開封後12時間前後、ビタミンEでおよそ1ヶ月しかもたないといわれている。ペットフードを購入の際は、一ヶ月で食べきる量にしたほうがよい。

Citric Acid クエン酸

人間の食品には酸味料としてよく使われているもの。pH(ペーハー)を適切な範囲に調整することによって変質・変色を防止する。