【雑学】生センについて

生センについて

ホルモンの中で最も低カロリーで尚且つ鉄分(貧血予防効果がある)を多く含んでいるのが このセンマイだ。貧血の女性には最も効果的なホルモンの一つといえよう。内側の粘膜が何枚もの襞状にな っていることからこう呼ばれ、独特の食感を得られる。

色も鮮やかというには程遠く、 第一印象はそれ程良くないかもしれない。しかーし、人を第一印象で決定する程浅はかな事はないのと 同様センマイも第一印象(人が食べているのを見たとか)で食べるのを控えようとかいうお嬢様的感覚で浅はかな決定を下しては ならないのである。生キモは好き嫌いが結構あるようであるが、生センを一口食べて未だ嫌った人は見た事が無い。 食べず嫌いの方はいるだろうけど、一度は食べてみるべきだ。

ちなみにセンマイは『焼き』と『生』の両方で食する事ができ、私は『焼き』よりも『生』で食べる事を好 む。その『生』で食べる事のできる鮮度の高いセンマイを『生セン』と呼んでいる。

その生センであるが、私は焼肉店を訪れたら、売り切れでない限り必ず注文する。 なんせ私は生センを愛して止まない者なのである。

焼肉店での生モノとし ては他に生肝、ユッケ等があるが、生センはこれらに比べ比較的安い値段で提供 されている。生セン好みの私としては何とも嬉しい限りである。食べ方として、 私の経験の限りでは辛子酢味噌系、ゴマだれ系、ポン酢系があり、一番メジャーなのは 辛子酢味噌である。

さて、ここでは生センの私流の食べ方を紹介しようと思う。
私は居酒屋で食事をするようにゆっくり、そしてじっくり 肉を味わい食べる。肉を一枚乗せては食べ、また一枚乗 せては食べるといった具合だ。だから肉を口に入れている時間 よりも肉を焼いている時 間の方が断然長い。

このような食べ方をすると空腹の場合は尚更であるが、少なからず口が寂しく 早く腹を満たしたいという衝動に駆られる。 しかしだからといって一気呵成に焼いて腹を満腹にさせるというような軽率な行為に走ってはならない。 魚も然りであるが、焼肉の場合 牛の命を頂戴している分けだから感謝の気持ちは忘れず、決して粗末に扱ってはいけない。 最も美味しい状態で食べなければ失礼である。

そんな私のようなチマチマ人間に必要なのがこの生センである。
どういう風に扱うかというと、肉を乗せている間に生センを つまみ、ひっく り返した後にまた一口つまむ。そして肉が焼ければ肉を食べる。と いう風にするのだ。

肉を焼く→生センを食べる→ひっくり返す→生センを食べる→肉を食べる→繰り返す

という感じに。そうすると口には常に何かが入っている状態になり、口を 寂しくさせない事が できる。つまり生センを肉と肉とを繋ぐブローカーと して活用するのである。連続的に舌へ刺激を与え続ける事によって 精神状態を安定化をさせ、おちついて、ゆっくり、そしてのんびりと焼き続ける事が可能になるのである。

あくまで生セン好きの私でこそ言える事かも しれないが、しばしその代替としてモヤシナムルを食べたりもする。生キモは量がさほど多くないので そういう形では扱いにくい。
もし気に入って頂いた方がいれば、是非一度試して頂きたい。

また鮮度を見る場合は何もつけずに食べてみると好い。鮮度の高い生 セン程艶が あり、確かな食感を得られる筈だ。

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